生野区 生野神社地車講 昇魂式・お別れ曳行
2月1日(日)大阪市生野区 生野神社の「生野神社地車講」の地車が、地車購入に伴い現地車の昇魂式とお別れ曳行を行います。午前9時より
生野神社が鎮座する舎利寺地区では、戦前より地車を保有していましたが、昭和27、8年の曳行を最後に長年途絶えていました。しかし、地車を復活させようと有志会を立ち上げ、現地車を購入。平成22年6月27日に入魂式を行い、約六十年振りに地車曳行を復活させました。
この地車は、江戸末期から明治初期に堺の地車大工により製作された「堺型」地車で、何処かで新調されたかは不明ですが、明治期には河内長野市小山田地区が所有し、同じく明治期に同市原地区が購入。原地区が現地車新調に伴い、昭和63年に同市滝畑地区に譲渡されました。滝畑地区では平成9年まで曳行されていましたが、過疎化等の理由で曳行を休止。平成21年「太鼓工房 河内屋」が購入し、本体の洗い・台木の入替え・錺金物のメッキ直し等を〈大市〉事 河合工務店にて改修工事を行い、平成22年に有志会が購入しました。有志会は入魂式に先立ち、平成22年6月6日に正式に「生野神社地車講」として発足しました。
昇魂式を終えた地車は、柏原市上市地区が購入する事が決まっており、某日に搬入予定。